オオウラジロノキは、バラ科リンゴ属の落葉高木で、日本特産です。本州の各地に散在していますが収穫量は決して多いものではありません。四国では剣山や石立山などに点在する程度で、九州では九重山麓にまれに見られる程度です。
いずれも自生保護が望まれる木です。とくに平地に自生している木は少なめです。
日本列島の珍果でウメよりすコリ小さい木の実です。りんごの仲間ですが表面はナシ肌に似ており、ナシと同様の石細胞があるものとないものとがあります。地方の方言で「ヤマナシ」と呼ばれていることもあります。
果実は熟しても硬く、生食はできません。地上に落下して降雪してから追熟(発酵)が始まります。追熟して組織が柔らかになると食べることができるようになります。
